何これ?

それは9月26日に起こった。

ロッテ西岡が怒りのお立ち台 『死刑』の横断幕取り下げて!
 
◆ロッテ6−2オリックス
前代未聞の怒りのお立ち台だ。フロントを中傷する横断幕を掲出した一部の熱狂的ファンに対し、ロッテ・西岡がヒーローインタビューで取り下げるように“直訴”。時折言葉を詰まらせながら、選手を代表して思いをぶつけた。
「僕はファンの応援を見てこのチームが好きになりました。(中略)球場に来た子どもたちの夢を壊さないでください。本当にロッテを応援してるなら、明日からは横断幕を下げてください」。横断幕近辺のファンは静まり返り、その他のファンからは万雷の拍手と声援が沸き起こった。
今季序盤からたびたびフロントVSファンの“お家騒動”が表面化してきたロッテ。西岡は「選手は残念に思いながら、でも誰も言えない状況だった」と打ち明けた。「死刑」などの過激な文言で特定の幹部を中傷する横断幕は、前日は試合後に、この日は試合開始前から出現。初回には球団新記録となる今季7本目の先頭打者本塁打を右中間に突き刺したが、これも「横断幕が目に入ってイライラして、そこに打ち込んでやろうと思った。『死刑』という言葉は許されない」という怒りの一撃だった。
「大きく取り上げてください」と報道陣にも懇願した西岡。若きリーダーの思いは、暴走するファンに届くだろうか。
 
中日スポーツ9月27日付記事・・・http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/npb/news/CK2009092702000121.html?ref=related

そして翌日

泥沼ロッテ 西岡VS過激ファン スタンドに中傷横断幕
 
◆ロッテ7−7オリックス
若きチームリーダーの悲痛な思いは届かなかった。26日にフロントを過激な言葉で中傷する横断幕を出した一部ファンに「球場に来る野球少年の夢を壊さないで」と訴えた西岡が27日、ファンから攻撃の矛先を向けられた。西岡の打席のたびに「よっ! 偽善者」「二日酔いで試合をサボり、夢を語るスピードスター」などと書かれた複数の横断幕を掲げられ、ブーイングを浴びせられた。
それでも「そういう覚悟のもとで言った。批判した人たちへの怒りはない」と西岡。3回には、三邪飛でのタッチアップ得点という仰天プレーを成功させ、右翼上段席を除く満場の『ツヨシコール』に応えてみせた。
しかし、西岡の思いと裏腹に事態は悪化する。9回終了後、右翼席でファン同士の小競り合いが発生。過激ファンに対し一般ファンが「帰れコール」を浴びせ、警備員が駆けつけるなど、一触即発の様相となった。
一方でバレンタイン監督は試合後20分以上も会見を行い「お金を払っているファンには批判する権利がある」と過激ファンの行動を擁護。指揮官の退任発覚に始まるお家騒動は、選手や一般ファンをも巻き込んだ前代未聞の泥沼抗争に発展した。「今はちょっとした擦れ違い。みんな原点はロッテが好きという気持ちのはず。いつかもう1回一丸となる日が来ると信じたい」という西岡の願いが、切なく響いた。 
 
中日スポーツ9月28日付記事・・・http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/npb/news/CK2009092802000118.html?ref=related

醜い〜いつしかマリーンズフーリガン化しそうで怖い。。。
ベニーの退団騒動もそうだし、フロント批判するんだったら「現場、見てるの?」と言いたくなります。

阪神戦で神宮球場に行く際、スワローズをこよなく愛した岡田正泰さんの遺影を拝みます。
東京音頭が流れる時、イントロ部分に「くたばれ讀賣〜くたばれ讀賣〜」と叫ぶファン*1も。

*1:巨人を除く全て